私は35歳の女性Webライターですが、依頼された腋臭の記事を書いていた時に自分の若い時の苦い思い出がフラッシュバックしてきました。
私は小学生の頃に空手を習っていました。
大学進学で別の町に引っ越した際、同じ流派の教室が近所になく、やめてしまったのです。
それから10数年。遠方の町に嫁いで子どもが生まれたのですが、その子のために習い事を探していると驚いたことに、私の流派の空手教室が見つかったのです。
これは何かのご縁!と思い、子どもを幼児クラスに入れて私自身も大人クラスに申し込みました。
久しぶりに振るう拳は本当に気持ちがよく、仕事のストレス解消にも最適です。この教室は、一定の料金を払えばどのクラスに参加しても自由、というまことにお得な教室です。
私は夫にすすめられるままに、週に2回・3回とお稽古に通うようになりました。昔は週1回通っていただけなのですが、こうなるともう大人の「はまり」状態です。
お友達もしだいにでき、非常に楽しく練習に通っていました。
男性との組み手では息を止めます
ところでこの道場、女性はかなりの少数派で、ほとんどの場合は男性中心です。組手の練習も成年男性にまじってするので、時々「うわっ、男くさー!汗くさー!」と内心汗の臭いに閉口することがしばしばです。
特に師範代の年配の男性は濃い鉛筆の芯のような強烈な匂いがしてくるのでいつも息を止めながらの無酸素状態で組み手になります((+_+))
だって、道着がバサバサと開くたびに腋臭の匂いですよ…たまったもんじゃないよ?
また、更衣室では若い女の子たちと一緒になるのですが、彼女らの汗も強烈な臭さ。思春期の汗の匂いはやっぱりくさいです(*_*)
私自身はこまめに汗を拭き、毎回の稽古ごとに道着も洗っていましたので、こうした臭いとは無縁だと信じて疑いませんでした。
ですが…。ある冬の朝です。
久しぶりにからりと晴れた所で、私は気持ちよく洗濯したての道着を干していました。
すると、その明るい光のもと、「おやっ?」と目を疑うようなものが見えたのです。
真っ白かった道着の両わきの部分が、薄いベージュ色に変色していたのでした。いわゆる汗じみです。
これはいけない、と洗剤を変えたりして、こちら道着の変色の方はどうにかなったのです。ですがそうやって洗っている間、ふと気が付きました…
「道着がこれだけ変色するくらいなのだから、私の汗も相当強力なはず…。」
その後、稽古の直後に更衣室ではなくトイレの個室に入り、自分の両わきに鼻を近づけてみたのです。つーーーーん…と鼻をつく、酸っぱい臭いがしました。
私は自然酢の類が好きで、料理にはリンゴ酢を愛用しています。
ちょうど、そのリンゴ酢のような、弱々しい酸っぱさが私の汗の臭いでした。
今まで道場でかいできた、男性の汗臭さと比べればひよっこレベルですが、それでも臭いことに変わりはありません。
その後、対策として脇の下に通販で購入したわきの匂い専用保湿クリームを時々塗るようになりました。
(わきの臭いには、制汗剤などよりもこういったものの方がいいと、ネット情報で知ったからです)
また、稽古後の着替えた道着などは出来るだけ早く洗うようになり、この汗臭さが「しみつく」ことの無いよう、現在必死に改善を試みています。
コメント